①休みの日の航空券代、宿泊費・生活費
②教科書代
③交際費(お小遣い)
④スマホ代
⑤現地での買い物代
①休みの日の航空券代、宿泊費・生活費
大学はけっこうお休みがあります。
9月に入学して、もう12月20日前後には2~3週間のクリスマス休暇にはいるんです。
大学で働く人たちも休暇になるので、寮が閉まります。夏休みもです。
学期に二回ある試験の後も、一週間ほど授業が休みになります。
(Reading weekといいます。読書しろってことかしら?)
これは寮は閉まることはありません。
長い休暇の場合、
①帰国する
②大学の寮に残る
③近隣の部屋を借りる
の3パターンがあります。
試験も終わり、国内の学生たちはこぞって家に帰りますが
外国人留学生は、(コロナ禍前は)一時帰国したり、そのまま大学に残ったりです。
①帰国する
現状では帰国は容易にできませんので割愛しますが、単純に飛行機代がかかります。
②大学に残る
寮は閉まりますが、残る学生のために一棟だけ開けている寮に移らなければなりません。
一泊だいたい70カナダドルくらい。
ミールホールは完全に閉まりますので、自炊するか外へ食べに行くことになります。
③近隣の部屋を借りる
娘は一年生のクリスマス休暇は、友達とairbnb(エアビーアンドビー)という、
民泊紹介サイトで見つけた部屋を借りて住んでいました。
普段は大学のある田舎町の生活ですが、
こういう時は少し都会へ出て華やかな空気を吸うのもいいですね。
料金はピンキリです。
娘は2ベッドの部屋を二週間600カナダドル(一人当たり300ドル)で借りていました。
口コミや、大家さんとの事前のやりとりで決めたそうです。
共同のキッチンも使えたので、近所のスーパーで買い物し、自炊しながら年越しです。
海外大学に行くなら鍋でご飯を炊く練習をしていくといいですね。
お米はアメリカ産のちゃんと粘りのあるお米が買えます。
この2週間の休暇で、交通費、宿泊費、食費、買い物代(都会にでるといろいろ買い物したくなりますね)
もろもろで10万円は飛んでいきました。
カードの引き落としを見て青ざめる親・・・。
生活必需品の面倒はみますが、遊びで買うもの(コスメとか必要以上の洋服とか)は、
自分の口座のカードで買う約束をしています。
②教科書代
教授が指定した教科書を買いますが、100~200ドルと高いので、
娘はいろいろと工夫して安く済ませているようです。
大学内で売ります・買います的なサイトがあったり、安くダウンロードできるサイトを見つけたり。
大学がレンタルしてくれる制度もあるそうです。
③交際費(お小遣い)
人によりますが、我が家は月に一万円までは使っていいことにしています。
カフェでのお茶代、町にいくためのバス代、週末に寮で開催されるパーティ代、
友達の家で料理したりする材料費、日焼け止めやシャンプー、ビタミンサプリなど、
ドラッグストアでの買い物、週末に行く日帰りスキー、映画、などなどです。
娘のいる州は消費税15%、レジでびっくりすることもあるんだそうです。
(ウインタースポーツは手軽に安く楽しめるそうです。)
④スマホ代
大学に入学してすぐ、海外留学生向けのオリエンテーションが数日間にわたってあるので、
その時にスマホの契約についても面倒をみてくれます。
娘は月に15ドル程度のプランに入っています。
⑤現地での買い物代
カナダは冬が長く寒いので、
冬のコートや雪用の靴は現地に行ってから買うことにしていました。
値段はそれなりにしますが、その土地の気候にあったものが買えます。
後は、部屋におく小型の冷蔵庫、加湿器、調理器具など、
生活の質を上げるためのものが徐々に増えていくようです。
こういう、学費以外のところでけっこうお金がかかるものです。
長期休暇で寮が閉まる、というのがちょっと想定外でした・・・。
なにかの参考になったら嬉しいです。