海外大学へ行く前に経験しておいた方がいいと思うこと

いきなり海外の大学へ入学する前に、ぜひとも経験してほしいことがあります。

短期留学です。

このコロナ禍では難しいことですが、いつかは終息すると思いますので…。

一部の全く物怖じしない子を除けば、いきなり外国で勉強すると言っても、
まず外国人と普通に話ができる子はどれくらいいるのでしょう?

小さい頃から英語を習っていて、ネイティブ並みの語学力をもつお子さんでも、
限られたネイティブの先生や友達しか接したことがない、となると、
周り全部が外国人となったとき、やっぱり壁を感じると思うのです。

それまで実家で家族としか住んでいなかった子が、
いきなり寮生活というのも戸惑うことがあるのではないでしょうか。

最近は高校で数週間の、ホームステイを組み込んだ研修旅行をするところがありますね。

修学旅行が海外というのも普通になりました。

学校が守ってくれるシステムなので親御さんは安心ですし、
これがものごころついて以来初めての海外、というお子さんにもいいと思います。

赤ちゃんから小学生の間は親といっしょに旅行するのが当たりまえですが、
小学校高学年で塾が始まり、中学生から部活が始まり、というように、
大きくなるにつれて家族で行動することが難しくなってくる、というのはよく聞きますね。

学校で海外研修のプログラムがないなら、
高校1年か2年生の夏休みを利用して個人で短期留学するのはおすすめです。

(実は個人で手配する方が同級生と日本語で会話しなくていいので効果があります)

娘は高2で6週間の語学学校+ホームステイを経験しました。

高校が英語コースだったので、
どこかの国へ語学研修へ行くオプションが選べたのです。

その結果、帰国直後に英検準一級、続いて一級と、
どちらも初めての挑戦で突破することができました。

この留学経験があったからこそ、
海外大学に行こうかな、行けるかな、行っちゃおう!
と、ハードルを低く感じることができたのです。

ただ、ホームステイも良し悪しがあって、
お金目当てに下宿人をおく感覚の家もあるので、
これはひどいと感じたらすぐにコーディネーターに相談して
ステイ先を変えてもらうことです。

自分のお母さんのように至れり尽くせりお世話してくれて
ご飯も三食バラエティに富んだご馳走がでてくる、とは
期待する方が間違いですが、あまりにも不衛生で満足に食事もとれない、
というような家にあたってしまったら、きちんと交渉すべきです。

ビジネスとしてホームステイをしている家は、
日本人学生はおとなしくて文句を言わないから積極的に受け入れる、
という家庭もあります。

娘がお世話になった家庭は子供が二人いるとても良いファミリーで、
付かず離れず、いい経験をさせてもらいました。
私もスカイプ越しに挨拶したので、安心して預けることができました。

 

近い将来、必ずコロナを克服できる日がやってきます。

海外で学ぶことを視野に入れている親御さんとお子さんは、
いつでも動けるように情報を集めてらっしゃると思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

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