海外生活における日本人との付き合いについてです。
語学習得のためなら極力日本語を使わない方がいいに決まっているので、
日本人とは全く付き合わない、という人もいます。
ですが、助け合える面もありますし、
全くつながりを断ってしまうのはデメリットも大きいと思うのです。
ゆるくつながりつつも、なるべく日本語から離れるには、
どうしたらいいか考えてみました。
①なるべく日本人の少ない学校を選ぶ
②日本人コミュニティ以外に居場所をつくる
③アルバイトをする
④彼氏彼女をつくる
①なるべく日本人の少ない学校を選ぶ
娘の友人は、ハワイの大学に通っています。
観光には最高ですが、いかんせん大学内にも町にでても日本人が多い。
しかもこのコロナ禍、オンライン授業が多く、
友達も日本人ばかり。
コロナ禍でなくても現地の友達があまりいないのは考えものです。
せっかく海外へ出るなら、なるべく日本人の少ない場所を選ぶのがいいと思います。
②日本人コミュニティ以外に居場所をつくる
現地の友達を作るにはどうしたらいいか。
友達になる人とは、クラスやクラブなど、
興味が同じで近い場所にいる人と仲良くなるケースが多いです。
自分が得意なこと、興味があることにはどんどん参加していきましょう。
ボランティア活動からパーティまで、アンテナを張っておくと
人とつながる情報は限りなくあります。
その際に、日本人友達は誘わないこと。
金魚のフンのようにくっついてきたがる人には、
やんわりNOといいましょう。
(はっきりNOというと村八分にされてしまうかもしれませんので)
ここで海外生活に大きな差がつきます。
(でもたまには連れて行ってあげましょう。
自分ひとりだけ海外生活を謳歌していると、
妬み嫉みの対象になるかもしれません。)
③アルバイトをする
学業に慣れてきたらおすすめなのは、
大学内でアルバイトをすることです。
図書館、カフェ、寮、スポーツジムなど、
けっこう学内でもバイトの募集があります。
仕事で英語を使うことは非常に役立ちます。
責任が発生しますから必死になりますよね。
娘も寮の管理人として給料をもらっています。
学費の足しになると同時に、同じ立場の知り合いが増え、
そこから友人になった子もたくさんいるそうです。
他にも日本語を教えるサークルに属していたり、
学内オーケストラに参加したり。
おかげで娘は現地の友達にも、
「なんであなたそんなに友達が多いの?」
と、びっくりされるほどだそう。
ほとんどはヨッ友(すれ違いざまハーイなどの軽いノリの間柄)だよ、
と娘はいいますが、顔と名前を知られているだけでもいいんじゃないかと思うのです。
そこからどんな縁がつながるかわからないですから。
④彼氏彼女をつくる
これは昔から言われていますね。
お互いを知るために共通の言語である英語を必死にアウトプットするはずです。
(ただぽーっと見つめ合っているだけじゃダメですよ)
しかし両刃のやいばでもあるわけです。
彼氏彼女とだけの世界にこもってしまい、
友達との付き合いや学業がおろそかになってしまう危険性があります。
とはいえ、若く健康な男女が親元から離れて集団生活をしているわけです。
何も起こらないわけはないのですね。
恋愛という脳内化学変化を起こしてしまったら抗うのは至難の業なので、
きちんと学問をすることは守らせましょう。
後は望まない妊娠を避けるため、親としてあらかじめ知識を授けておきましょう。
まとめ
極力日本語を使わない環境を整えるのがミソです。
とはいえ、あまりガチガチに縛りをかけるのもストレスですね。
娘は家族とも日本にいる友達ともよくフェイスタイムやスカイプなどで
雑談をしています。
よい気分転換になっているようです。