日本の大学は受けるべきか

海外の大学に行くと決めたら、日本の大学の受験はどうしましょう。

我が家は、将来何があるかわからないと考えて、
最低一つは合格をもらっておくことにしました。

理由は、
①我が家に万一のことがあった場合
(親二人のうちのどちらかまたは両方死んだりした場合)
②何らかの理由で資金繰りの目途が立たなくなった場合
③大災害が起こって日本から出られなくなった場合
(富士山噴火とか大地震とか)
④本人の心変わり、もしくはケガや病気

その時はまだコロナ禍なんて微塵もなかったころですが、
今だとパンデミックの危機はまだまだ続いてますね。

最近、地震も多く、富士山の噴火も絵空事ではない気がします。

万一の時は家族の誰かが海外に拠点を持っているというのは
リスク分散という意味では心強いのですが。

とにかく、海外大学と並行して、
それまでに志望していた日本の国際系の学部を受験する準備も怠りませんでした。

結果、AO受験でいくつか合格をもらうことができ、
そのうちの一つに入学金も払い込みました。

最終的に入学は辞退したので、およそ半額は戻ってきましたが、
受験料と合わせ、けっこう痛い出費でした。

入学辞退した3月から出国する8月までに上記①~④のような突発的な事項がおこったら、
もう腹をくくって浪人するしかありません。

巷では、4月から一学期だけ東京大学に通い、
中退して9月からハーバード大学などの海外一流大学に入学する、というのが
海外を目指す最上級コースとなっているようです。

これは、日本の学歴社会が、
いかに偏差値の高い大学の入学試験を突破したか、
を重視しているからですね。

いずれ日本で就職することを考えるなら、
日本の難関大学もちゃんと入学できたということを
証明できます。

東京大学など国公立大学は定員ぴったりしか合格者を出さないので
中退するつもりなら次点の生徒さんに入学させてあげたいと思いますが、
そこはもう、それぞれの考えと人生なので。

我が家はある程度の保険の意味で受験しましたが、
何が何でも海外に行くと決めていれば、
日本の大学は受験しなくてもいいかもしれません。

その国により大学により、入学のためのエントリー期間はまちまちです。

日本のように年に一度しか入試がないわけではなく、
かなりフレキシブルなのも良い点です。

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